大学病院で薬剤師として勤務しているけれど、自分のやりたい仕事、患者さんと触れ合って、体調の事、薬の事、世間話などをして治療のお役に立ちたいけど調剤部門では無く、製剤部門の配属が変わらないという相談がありました。
大学病院の薬剤師というと一般的には薬剤師の中でもステータスがあるような印象を受けます。大学を卒業して就職する段階において病院薬剤師は人気があります。その中でも最先端の医療を行うのが大学病院な訳ですから、薬剤師の誰もが一度は就職してみたい職場なのではないでしょうか。しかし本人にしてみれば、そういったステータスなんかよりも実際の業務に疑問を感じていました。
自分の目指していた薬剤師の理想像とのギャップ、そして国立の大学病院が故の報酬の低さも気にはなっていました。
特段医学博士号を取得しようとか、目指す研究課題も無い中、調剤薬局ならば自分のやりたい仕事が見つかるのではないかと思うようになり、実際転職をしました。
せっかく大学病院に就職したのにもったいと考える人は日本人タイプ、もしかしたら日本人の中でも古い考え方の人かもしれません(笑)欧米人の考えは自分の力を信じて高いステージを目指してドンドン転職していきます。もちろん転職をどうしても進めるわけではないですが、勇気を持って見切りをつける事も必要かも知れません。
平成24年4月には大量の薬剤師が生まれます。この後の転職組は良い条件での転職は難しいでしょう。もしかしたら薬剤師が溢れ過ぎて、資格を持たない人達と同じように就職活動を懸命にやらなければ就職先が見つからないという事態にもなりかねません。
薬学部が4年生から6年生への移行期である今転職を少しでもお考えの薬剤師は真剣に就職先を探していくべき時期だと思います。